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【14話】ドラクエと私、そして伝説へ

174 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/10(日) 02:57:58.22 ID:OOuZ+wLN0
☆☆☆☆☆ ドラクエと私、そして伝説へ・・・, 2008/11/8

By ****** - レビューをすべて見る

私がドラクエ1と出会ったのは、10歳になったばかりの小学生の頃でした。
自分が勇者となって、国王の命を受け剣を取って立ち上がり、悪の魔王と戦う。
そんな胸躍る物語に少年の心はおおいにときめき、時間を忘れて熱中したものでした。
2の発売を知ったときは、絶対買うと心に決めて、すぐに小遣いを貯金し始めました。
社会現象にもなった3の発売時の行列、あの中に少年の日の私もいました。
ハードがSFCになってからも、PSになっても、私の心は常にドラクエと共にありました。
冒険の書を開く時、私の心は本当の意味でドラクエの中に存在し、
そこで戦い、傷つき、立ち上がり、そして少年は成長していったのです。
今の私はドラクエが育ててくれた、私は自信を持ってそう言えるし、それを誇りに思っています。
しかしハードをPS2に移した8になって、私は始めてドラクエをクリアしませんでした。
仕事が忙しい、ゲームをやっている暇がない、そういう理由もあったとは思いますが、
私は「ドラクエを卒業する時が来たのではないか」と、初めて思ったのです。
私の成長を20年間見守ってくれたドラクエが、「もう一人でも戦っていけるよ」と認めてくれた瞬間でした。
ドラクエ9が発売されるNintendoDSを、私は持っていません。買うつもりもありません。
私がドラクエ9をプレイすることはないでしょうし、10以降についてもそうでしょう。
しかし私にはわかるんです。どんなに時が流れても、ドラクエはドラクエなんです。
私の愛した、そして私を育んでくれたドラクエに感謝の意味を込めて、☆5つを贈ります。

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